カテゴリ
最新の記事
記事ランキング
フォロー中のブログ
タグ
レシピ(16)
老犬(11) 旅(8) ベトナム旅行(7) スペイン(7) ニャチャン(7) 苔玉(6) 暑さ対策(6) 犬(6) 簡単(5) 蕎麦(5) ダルビッシュ(5) 写真展(5) ハワイ(5) 伊東正明(5) Links
以前の記事
2013年 10月 2013年 08月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 more... traduzco lo que digo?
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
|
9月のキューバ映画祭で、感銘を受けた映画『苺とチョコレート』の原作者(原作は『狼と森と新しい人間』1991年)・脚本家のSenel Paz/セネル・パスが、東京セルバンテス文化センターで講演をするというので、いてもたってもいられず、行ってきました。 セネル・パスは想像していたよりもずっと若かくてビックリ。 1959年のキューバ革命を、8歳の時に、生まれ故郷の農村で「なんとなく」体験したと言うから、現在は58歳? 右を向いて挨拶しているのが、セネル・パス。 セネル・パスは、当時のキューバの典型的な農村の生まれ。本が一冊もない家庭で育ち、1961年に革命政府が推し進めた「文盲撲滅大キャンペーン」のおかげで、「文学literaturaという言葉を知った」といいます。 『苺とチョコレート』でも説明されていたように、学問とは無縁だった貧しい農村の若者が政府の援助で大学へ行けるようになり、物語の主人公同様、セネルもその恩恵に授かったそうです。 壇上では、セネル・パスと、彼をエスコートする野谷文昭氏(原作の翻訳者)の雑談の後、いよいよ本題に入ったのですが・・・楽しみにしていたセルネ・パスの自由なトークではなく、持ち込んだテキストをただ棒読みするばかり。さらに内容は、映画に描かれていた当時の社会の問題点にもふれることもなく、古ぼけた観光文化案内のような話に終始一貫。しかも、時間がないということで、質疑応答は1件だけ。かなり残念だったというのが正直なところです。 現在は(もちろん、国営の)アートスクールの所長という要職に就くセネル氏。それにしても〜〜。 救いだったのは、作家セネル・パスへのインタビュー記事が配られたことでしょうか。『すばる』(2004年11月号)に掲載された6ページほどの記事で、これが同作家と、キューバをほんの少し知るよいガイドとなったので、書いておきたいと思います。。。 続く
by nabnats
| 2009-11-02 18:10
| エンターテイメント
|
ファン申請 |
||