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ようやく冬が終わりそうな2月から3月に、
スペインのカタルーニャでは、誰もが心待ちにする愉しい習慣があります。 バルセロナから南へ1時間ほど下ったタラゴナ県の、 焼き葱を食べて春を待つ、"カルソターダ"です。 カタルーニャの人たちは、 カルソターダに出掛けるのを、それはそれは楽しみにしています。 カルソターダに使われる葱は"カルソッツ"と呼ばれ、 泥つきのまま炭火で丸焼きにされます。 真っ黒になった皮を、片手で握ってするっと滑らせ、出てきた柔らかい白い中身を、 「ロメスコ」という特性ニンニクソースにつけて豪快にほおばるのですが、 その美味しいことといったら!!!! カルソターダはふつう屋外で行われます。 カルソッツと、ポロンと呼ばれるガラスの容器に入った赤ワインがあれば、 寒さなんてへっちゃら。瞬く間に、心もお腹もポカポカになります。 食べ終わる頃には、両手、口のまわりはもちろん、着ているものまで、炭だらけに。 これがたとえようもないほど愉快。童心に返った気分で、炭付け合戦が始まります。 カルソターダの後は、レストランのなかに用意されたテーブルにつき、 白インゲン豆の煮物、腸詰めと骨付き肉がどーんと盛られたメインディシュに。 赤ワインとおしゃべりが進むうちに、気分はまったりゆったり。 春はもうすぐ。そんな気分になれる一日です。 ![]() 寒い日には、いまでも、美味しく愉しいカルソターダを思い出します。 2〜3月にカタルーニャを旅するなら、ぜひぜひ試してみてください。 *カルソターダの写真が行方不明! 見つけたらアップしますので、お楽しみに。
新じゃがの季節となりました。
本日の上出来一品は、メークイーンか、新じゃがで作ると上手くできる『pollo con patata』。 スペインの家庭料理です。 オリーブオイルだけで作るので、まろやかでさっぱりとした味。子どもにも人気です。 ![]() <材料> 鶏もも骨付き、じゃがいも、にんにく、玉葱、オリーブオイル、ローレル、ブイヨン、塩、コショウ <作り方> 1)深鍋にオリーブオイルを底1cmほど入れ、みじん切りにしたニンニク、玉葱を炒める。 2)骨付きもも肉を入れてこんがり焼き色を付ける。皮をむいたじゃがいもを入れ一緒に炒める。 3)蓋をして弱火にし、砕いたブイヨンとローレルの葉を入れ、1時間ほどことこと煮る。 4)仕上げに、塩コショウで味を調える。 *煮込むときには、具材が崩れちゃうので、あまりかき混ぜないこと。
近ごろ、女子会が楽しい。
「女子」というタイトル自体に、もうすでに心の華やぎがありまして(笑、 へたな合コンよりも、きっと(!?)ずっと楽しい。 先日もスペイン繋がりの女性4人の集りがあり、大いに盛り上がりました。 集まった場所はもちろん、スペイン料理屋。神楽坂の「Comedor El Camino」です。 1階の「El Camino」は以前に行ったこともあり、タパス中心の美味しくて気軽な食事を 楽しんだ覚えがあり、今回もおつまみ系の・・・と思っていたのですが、 予想外の展開となりました。 ![]() 「Comedor El Camino」は、フルコースのプリフィクスオンリーという、 店名にも明記された「食堂、食べるところ(=Comedor)」そのもの。 構成するお料理は、冷前菜、温前菜、メイン、鍋米料理、デザート、コーヒー。 冷前菜、鍋米料理を抜かしては、それぞれ4〜6種類の中から選べます。 そして、「Comedor El Camino」のすごいところは、スペイン各地の郷土料理を研究し、 年間を通して、地方ごとの料理を供するところ。こんな店、他にありますか? 私たちが訪れた月は、ラ・マンチャ地方の料理で、私としては十数年前に、 ラ・マンチャへ行って以来のラ・マンチャ料理となりました。 親切なウエイターさんは、ひと皿ずつの説明に加え、 ラ・マンチャではこんな風に食べているんですよ、といった食の背景まで 丁寧に解説してくれました。なんでも店の方針で、 スタッフ全員が毎年スペイン現地研修に行かれるのだとか。 なるほど、説明に情熱が感じられます。 さて、女子4人。 いろいろ味わいたいよねーとばかりに、 料理かぶり厳禁で、ひと皿ずつ違うものをチョイスしました。 ウズラ肉やラム肉、内臓系を使った煮込み料理は、どれもてらいのない、 スペイン内陸的な素朴で懐の深い味わい。 意地汚くもすべてのお皿を試してみましたが、そのたびに感心してしまいました。 なかでも目を見張ったのが、その量。 温前菜とメイン料理は、本場スペイン並みの盛りよう。 30センチもありそうな尾頭付きの鯛のオーブン焼き(1名様分)が運ばれてきたときには、 思わず爆笑。チョイスした私は苦笑い・・・。 目出度さグランデ!!な、縁起物の鯛料理を残すわけにも行かず、 やみくもな使命感に燃えて、尾頭付きを完食しました〜。 ![]() このプリフィクスコースは4,500円。 食材を考えると、営利目的オンリーでは、 とても可能なお値段ではないなと思います。 しかも、これ以上はムリ!というくらい、たらふく食べたのに、 まったく胃の負担がなく、さっぱりしていたことに驚きました。 オイルや調味料に間違ったものを使っていない証拠だと思いますが、 どうでしょうか? ![]() こぢんまりした店内は、テーブルが6卓ほど。 テーブルにはアイロンのきいた麻のテーブルクロスかけられ、 スペインの郊外の家族経営のコメドールを彷彿させます。 後から思えば、テーブルとテーブルの間のスペースをゆったりとり、 料理のなめらかなサービスや、テーブルごとの親密性を確保しているところにも、 愛情あるスペイン料理を伝えたいという店の想いが表れていました。 次回は「パイス・バスコ料理」の時期にぜひまた!と全員一致で決定。 本当の意味でおいしい食事には、なかなかめぐり会えるものではありませんが、 ここは特別のような気がします。 バルのおやじがしこむ郷土料理やママの料理が恋しくなったスペイン人を 案内してあげるのにもよい店かもしれません。 主宰のFさん、お店をご紹介してくださったKさん、ありがとうございました! ◇コメドール エル・カミーノ http://machi.goo.ne.jp/03-3266-0088 湯河原の陶芸家、伊東正明さんの陶芸展へ行ってきました。 ![]() 今回のゲット。お耳がかわいいでしょ? みかんの灰を使った美しい陶器は、毎日使ってもへこたれない丈夫さと、手の届くお値段、というおまけつき。 神楽坂のギャラリー坂にて、8日まで開催中。 ◇ギャラリー坂 http://www.gallery-saka.com/ ◇陶芸家・伊東正明 http://tuchinoutuwa.blog113.fc2.com/blog-date-201006.html ♦♦よりみち情報♦♦ 神楽坂にて、久しぶりの感動。 スペインレストラン EL PULPO 情報提供;Pちゃん・・・サンキュー♡ < 前のページ次のページ >
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