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本を読まなくなって久しいといわれますが、
書店員には「読書のプロ」がいるようです。 前述の『渋江抽斎』を探しに下北沢の本屋へ出掛けた時のこと。 「あのお、森鴎外の・・・なんていったか・・・4文字熟語で・・・「渋い」っていう漢字が 入っていたと思うんですが、確か」 はずかしげもなく口走しる私に、真面目そうな男性店員は、 「『渋江抽斎』、でしょうか」とクールに即答。「そう、そんなカンジ!」と私。 「あったと思いますよ、この辺に」。 またある時は、新宿紀伊国屋で、とある評論家の名前を挙げ、 「彼の、最近、文庫本になったばかりの・・・」と口を切ると、 カウンターの中にいた若い女子書店員3名ほどが一斉に振り返り、 「『XX%$#』か、『&**$@』でなければ、『&%$*』じゃないですか」。 控え目にして確固たる口調、さらりと複数のタイトルを挙げるのです。 私が知らな過ぎなのか(おそらくそうなのですが)、世の中はこうゆうものなのか、 とにかく筋金入りの読書のプロたちに出会い、世の中の広がりというか、 奥行きというか、そのようなものを感じ、ひとしきり感嘆したものです。 ・・・どうってことのない話なのですが。
by nabnats
| 2013-02-19 08:34
| 活字に夢中
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